聖イグナチオ教会 真和会講演会 「バッハの人生 その音楽とよろこび」
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| ２０１８年１０月１０日（水） １８：４５より、聖イグナチオ教会主聖堂にて、樋口先生の講演会「バッハの人生 その音楽とよろこび」が開かれました。 当日夕方のミサに続いて始まった講演では、ルターの宗教改革も織り交ぜて、バッハの人生をたどりながら主要な作品の紹介と解説がなされ、樋口先生の留学経験やこれまでの人的交流の中から興味深いエピソードも交えて先生の名調子でお話が進み、その途中で聖イグナチオ教会オルガニストの浅井先生によるコラール前奏曲と、明治学院バッハ・アカデミー合唱団による賛美歌、およびバッハのモテットを演奏しました。 合唱団は、ミサの時は階段そばの席に集まって参列しました。聖体拝領の後、階段から２階に上がってオルガン横の聖歌隊席に着き、講演もそこで聴きながら演奏コーナーで上がってこられた樋口先生の指揮でコラールとモテットを歌いました。  コラールは、バッハの編曲による４声体に日本語の歌詞を付けた「賛美歌第二編」からの二曲と、ちょうど去年１０月の本郷中央教会のイベント同様それと同じコラールをオルガン前奏曲としてバッハが編曲したものを対にして聞いていただきました。今回はコラール旋律そのものはそれほど変奏されずくっきり聞こえてきて、それでいて全く違う対旋律が絶妙に絡むタイプの小曲が選ばれ、バッハの人生において重要な意味を持つルター派のコラールへの理解と興味が増してきたものと思います。BWV230は、「その音楽とよろこび」のタイトルの通り、とても明るく喜ばしい曲調です。１１月の学内行事のために練習してきたものですが、今回ちょうど良い機会ということで予定より一月早いお披露目となりました。練習ではなかなか苦労するメリスマも、いつもと違って指揮を見ながら聞き合わざる得ない配置になって、却って軽くなり合っていました。 今回乗った人はそんな感じで次回からの練習と11月の本番に臨めば良いのでは、と思います。 日時：２０１８年１０月１０日（水） １８：４５開演 会場： 聖イグナチオ教会主聖堂 曲目： J.S.バッハ モテット「すべての異教徒よ、主を誉めまつれ」 BWV230、 オルガン小曲集より 「キリストは死の絆につきたまえり」 BWV625、 17のコラールより 「いざ来たれ、異邦人の救い主よ」 BWV659 讃美歌第二編100番 「主は死につながれ」、同96番 「いまこそ来ませ」 講師：樋口隆一 オルガン： 浅井寛子 合唱：明治学院バッハ・アカデミー合唱団 |
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